2013-01-01から1年間の記事一覧
ちょっと事情があって、ブログの更新ができなかった。事情が変わったわけじゃないんだけど、複数の人から、仕事が忙しいんじゃないかとか、ダイエットのし過ぎで倒れたんじゃないかとか、また家出して行方不明なのかとか、心配された、というより面白がられ…
夏休み気分の8月も今日で終わり。つくった本の結果がちらほらと出始め、著者に頼んでいた原稿も「一気に」とはいかないまでも、まあまあのペースで届きはじめて、そろそろ繁忙期への心の準備をしなくては、ってな時期になった。8月の最終週には、何十年ぶ…
お盆休み最終日の今日は、小田急ロマンスカーで江ノ島海岸へ。海辺の読書は思っている以上にはかどる、ということを経験的に知っているので、携帯本には気をつかう。とはいえ、あまり分厚い本は持っていけないし、水がかかって本が傷んだりするといやなので…
今日は自転車で井の頭公園まで行き、コピスまで歩いて昼食、ジュンク堂に2時間ほど滞在して、ずっと買いたいと思っていた、ローラン・ビネ『HHhH』を購入、古典新訳文庫のロブ=グリエと、島尾ミホ『海辺の生と死』を買って、ご機嫌で帰宅。兄がお盆で実家…
今日はスポーツクラブに行って、ボクササイズと古武術入門というレッスンを受けてみた。ボクササイズはなかなか楽しかった。エアロビクスのように両手両足がバラバラの動きをするということはないし、ヨガのようにゆったりすぎるということもなく、ちょうど…
先日、高校時代の親友に数年ぶりに会った。中学校3年の春、軟式テニスの湘南大会の準決勝で初めて会って、同じ高校に進学し、同じポジションで3年間ライバルとして過ごした。テニスの腕も学業成績も同じくらいだったけど、当時の彼女は石野真子にちょっと…
今週月曜日から、会社がお盆休みになった。季節によっては(たとえば正月とか)会社のカレンダーどおりになんて全然休めないときもあるのだけれど、わたしの現在の仕事は、夏はわりと余裕がある。わたしはとても消化しきれないほどの代休・有休残をかかえて…
先週は、月曜日に講演会2つ、木曜日にセミナー、金曜日に高校時代の親友に会いにいく、という、プライベートが大忙しの1週間だった。もっとまめにブログ更新すればよかったんだけど、ちょっとここのところブログが不調で、まとまった文章を書く意欲がわい…
先日、同居人がネット古書店で古本を買ったら、本といっしょに犬吠埼のホテルのチラシや銚子の観光スポットの割引券が入っていた。ちょうどそのころ、週末にあまり遠くないところで1泊旅行したいね、海水浴とかしたいね、と話していたところだったので、う…
金曜日と土曜日、2日連続でトークイベントに行ってきた。全然違う分野のイベントだけど、会場に集まった人たちの雰囲気がなんとなく似ていたことは興味深い。 金曜日、前から一度行ってみたいと思っていた、杉江松恋さんの「ガイブン酒場」に参加。これは、…
「現代女性作家祭り」で、新旧対決、ってわけじゃないけど、同世代のよしもとばななと、20歳年下の小山田浩子の小説を読んだ。さきちゃんたちの夜作者: よしもとばなな出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (15件)…
同居人がなぜか(いや、理由はわかっているのだが)ある日突然、斉藤和義に興味をもって、CDとDVDをまとめて買ってきた。時々いっしょに聴いていて、ああ、いいなあ、と思ってはいた。歌詞や曲はもちろん、斉藤和義という男もなかなかセクシーでいい男だなあ…
翻訳学校の手伝いのために、軽い気持ちでツイッターを始めたのだけれど、「読む」「書く」ともに、結構時間をとられて、ついついブログのほうがおろそかになっている。しかも、自分のやり方がまずいのかもしれないが、ツイッターは、一生懸命読んでるわりに…
先日、高校時代のテニス部の後輩と数年ぶりで会った。一つ年下の彼女がわたしにとって「後輩」だったのは、現役時代の数年だけで、卒業後はずっと、形だけはわたしが「先輩」ではあったけれど、人間の格というか、懐の深さや思慮深さにおいてはどう考えても…
タイトルの3人の作家の名は、この一ヶ月ほどの間に自分の会社の人が雑談の中であげた名前。 まずドストエフスキーは、ひとまわり以上年下の営業マンが、「◯◯さん(わたしのこと)は外国文学が好きなんですよね〜」と話しかけてきて、最近読んだ外国文学でよ…
気づいたらもう7月。ブログの更新はさぼりがちだし読書もいまひとつ、何か不満があるわけでもないのだけれどぱっとしない日々が続いている。先日、ずっとブログを拝見している「教授のおすすめ!」というブログの書き手である尾崎俊介さんにお会いする機会…
先日、自分の編集した本の販売促進の仕事で、数年ぶりに母校を訪れた。車が駐車場にとまり、遠くにテニスコートが見えた瞬間、泣きそうになった。母校の建物は数年前にたてかえて新校舎になっているし、テニスコートの向きもかわってしまって、自分の高校時…
2冊読了。まずは2週間近くかばんの中に入っていた、この本。見えない日本の紳士たち (ハヤカワepi文庫)作者: グレアムグリーン,Graham Greene,高橋和久出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/04/30メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見るグレア…
2週間の営業活動が終わった。来週も1日か2日、終日営業活動にあたらなくてはならないが、とりあえず連日朝から夜まで営業&長距離移動、の生活からは解放される。だいぶ、つかれた。やはり年をとってきたのかなあ、と思う。毎日指定された待ち合わせ場所…
今日は営業初日。朝9時から夕方6時まで、びっちり営業活動。立っている時間、話している時間は長く、話しているときは緊張度も高く、久しぶりだったせいか、今年宣伝する本に思い入れが強すぎるのか、あるいは単に年をとったのか、今日は例年以上に疲れた…
新幹線と特急を使って、夜7時頃に福井に着いた。駅前のホテルに泊まっているが、この時間になっても何やらアナウンスが聞こえてくる。なんだろ〜と思って耳をすませてみてわかったのは、電車の構内放送だということ。駅前といってもそれなりに離れているよ…
初夏の出張シーズンがはじまっている。明日から福井、石川、愛知、岐阜とまわるのだが、なんといっても福井は遠い。家裁調査官だった妹の初任地が福井で、福井で結婚式もしたので、自分としては愛着があるのだが、なにしろ遠い。しかも、福井から石川はまだ…
ブログの更新が滞っている。忙しいのかと問われれば、まあ、忙しいのだけれど、いつものように会社の仕事がびっしり、深夜残業、休日出勤の嵐、ということではない。頼まれごとやボランティア仕事、親孝行や家事など、会社の仕事以外のこと、だけど、生きて…
昨日書きかけになってしまったので、読了本2冊の感想を簡単に。まず1冊は、正宗白鳥『文壇五十年』。文壇五十年 (中公文庫)作者: 正宗白鳥出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2013/01/23メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る全体に辛口だけ…
連休後半は、二日連続で日本橋へ。初日は母と日本橋高島屋で開かれていた展覧会「龍村平蔵『時』を織る」というのに出かけた。母の祖父(つまりわたしの曾祖父)が初代龍村平蔵氏と懇意だったとかで、母はどうしても関係者に挨拶をしたい、という。「ちょっ…
ちょっと事情があって本を読む時間がとれずにいたのだけれど、連休に入って少し心も落ち着いて、 古本屋やら新刊書店やらに行ったらやたらと本を買いたくなり、読める保証もないのに結構あれこれ買い込んでしまった。 同居人の母校がある町、土浦に、大規模…
何の話をしていたかは忘れたが、先日、同居人がこんなことを言った。出版社というのは、会社が決めたラインナップに沿って編集者が企画を出していくんじゃなくて、編集者が企画を出していくことで、ラインナップというのは決まっていくものだ。正確な文言は…
たとえば既訳のある本の新訳にチャレンジすることになったとする。 新訳をするとき、既訳を参考にするかしないかは、たぶん、人それぞれだと思う。 また、参考にする人の場合も、訳し始める前にがっつり「予習」する人、訳してる途中で「どうかな」とおもっ…
『アサイラム・ピース』読了。アサイラム・ピース作者: アンナ・カヴァン,山田和子出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2013/01/22メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 410回この商品を含むブログ (32件) を見る端正な文章で翻訳もさすがにうまくて、悪くは…
今の会社に就職して、10年になる。 仕事も結○も2年しかもたないというジンクスを持つ私が、10年も勤め続けることができたのだから、今の会社はきっと、合っているのだろうなあ、と思う。 20年前に、どうしても翻訳家になりたくて、勉強に集中したくて…