久々の更新

ちょっと事情があって、ブログの更新ができなかった。事情が変わったわけじゃないんだけど、複数の人から、仕事が忙しいんじゃないかとか、ダイエットのし過ぎで倒れたんじゃないかとか、また家出して行方不明なのかとか、心配された、というより面白がられたようなので、ちゃんと生きてます、仕事も普通にしてます、北烏山にも住んでます、という報告をちょこっとしておこうかな、と思い、更新。


事情というのは、とてもお世話になった人のお手伝いで、長時間パソコンに向かうようなお仕事をやることになって、そちらがはかどらないのにブログなんか書いてる場合じゃない! というような状況だった、ということ。で、このお手伝いが終わったわけじゃないので、これからは毎日ばしばし更新しまっせ、というふうにはならないんだけど、でもなんというか、お手伝いはお手伝い、ブログはブログで、気分転換に更新したってまあいいか、と考えることにした。


この間、はじめたばかりのツイッターのほうで、通勤時間とかを利用して書き込みをしてたんだけど、どうもわたしは、ツイッターには向いてないような気がする。短くて気の利いた文章を書くのって、すごく難しい。本の感想とか書こうと思っても、こんな本を読みました、って説明してるうちに字数制限がきちゃうし、シンポジウムの感想なんて、シンポジストの名前書いてたらもうそれだけで字数いっぱい。ところが、一回「ツイート」ボタン押しちゃうと、なんか同じ話題でもう一回続けて書く気持ちがなんとなくなくなって、ま、いっか、ってなっちゃう。


そう考えると、このブログっていう形態が、自分には一番合ってるのかも、と思う。読者を想定しているようで想定していない、自己満足的な日記、っていうスタイルは気楽だし、誰も読んでないかもしれないけど、ちょっとは読んでくれてる人もいて、本やトークショーの感想などは、多少は読んでくれてる人の役に立つことができる(かもしれない)、ってくらいの距離感が、自分にはちょうどいい。


なんてことをつらつら書いてるうちに、眠くなってきてしまった。ので、とりあえずこの2ヶ月の間に読んだ本のタイトルだけ、備忘のためにあげておく。この二ヶ月は読書が好調で、以下の本はみんな、とても面白かった。ほかにもちょこちょこと読んだような気がするが、とりあえず印象に残っている本だけ。

11/22/63 上

11/22/63 上

何者

何者

縮みゆく男 (扶桑社ミステリー)

縮みゆく男 (扶桑社ミステリー)

アメリカン・マスターピース 古典篇 (柴田元幸翻訳叢書)

アメリカン・マスターピース 古典篇 (柴田元幸翻訳叢書)

それからここのところトークショーや講演会、シンポジウムにせっせと足を運んでて、どれもなかなか充実してて、行ってよかった〜と思ったんだよね。その都度、感想を書いておけばよかったな、とちょっと後悔してる。というのは、昨日、今日と二つ、シンポジウムに行ったんだけど、どちらもそれぞれタイプは違うけど、とてもいいシンポで、ああ、こういう経験ができるってのはとても幸せなことだな、今のこの高揚感みたいなのを、どんな形でもいいから記録しといたほうがいいな、と思ったから。


この2ヶ月の間に行ったシンポジウム等は、デザイナー新谷雅弘さんのトーク柴田元幸さんの「Monkey」創刊記念トーク白石朗さんと大森望さんのキング「11/22/63」をめぐるトーク、昨日のロシア文学会プレシンポ(現代ロシア文学の翻訳者8名のトーク)、そして今日の英文学会関東支部のシンポジウム(古典を教えることの困難について、シェイクスピア、英詩、アメリカ文学、イギリス小説の第一人者がシンポジスト)。仕事が結構忙しくなってきているのに、どれだけトークショーが好きなんだ、ってあきれられるくらい行ってるなあ。しかも、どれもとても面白くて、具体的になにか仕事に役立つとかはないけど、自分としてはなんか「行ってよかったな」って思いながら帰ってくるような会ばかりだった。


今月はあと2つ、行く予定にしていて、どちらも外国文学関係。
ひとつは、これ。
  ↓
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=65586516
で、もうひとつは、これ。
  ↓
http://bookendless.blog81.fc2.com

さらに、昨日ツイッターで見かけた、12月のはじめに池袋で行なわれる、スウィフト関連のイベントも行ってみたい。こんなふうに、熱にうかされたみたいに外国文学関係の講演会に出かけていくのは、ツイッターの影響が大きい。上記の会はほとんどツイッターで情報を得て、ひとりで申し込み、ひとりで出かけていく、というパターン。仕事には直接関係ないし、友達や知り合いがいるわけでもない。それでも行ってみようと思うんだから、それだけ思い入れも深いってことなんだろうか。