大忙しの1週間

先週は、月曜日に講演会2つ、木曜日にセミナー、金曜日に高校時代の親友に会いにいく、という、プライベートが大忙しの1週間だった。もっとまめにブログ更新すればよかったんだけど、ちょっとここのところブログが不調で、まとまった文章を書く意欲がわいてこない。ツイッターの悪影響かしら、とか、ノートパソコンがよくないのかな、とか思ったりもしたけど、結局のところ、夏バテと年のせいのような気もする。


月曜日の午後は、都内某所であまんきみこの対談講演。夜は下北沢のB&Bで柴田元幸柴崎友香の対談。いろいろ思ったことはあるんだけど、とりあえず省略。あまんさんも柴田さんも自作(訳)朗読をしたのだけれど、前者はものすごーくゆっくり、後者はたたみかけるような口調で読んで好対照だった。この読み方も含めて作品の一部なんだなあとあらためて感じた。あまんさんと柴田さんんの話は、これまでも何度も拝聴している。そのたびに新しい発見や感動があって、「また行こう」という気持ちにさせられる。柴崎さんは初めてお会いした。声と話し方がとても感じがよくて、落ち着いた感じの方だった。


会場だった下北沢B&Bも、とてもよかった。わたしはわりと、本屋も書店のおやじも「普通」でいいと思っている。「並べ方にこだわりがあります」「店主と◯◯の話で盛り上がります」といった特別感のある書店に対して、ちょっと苦手意識がある。なので、B&Bについても、なんとなく入りにくいんじゃないか、こだわりがぷんぷん匂って寄せ付けない雰囲気なんじゃないか、と思っていた。でも、実際行ってみたら、たしかにものすごくこだわりが強いし、選書も本の並べ方も独特なんだけど、不思議と排他的な感じはなくて、あー、何時間でもいられそう、と思わせるようなゆったりした雰囲気があった。今度はイベントのない日に、のんびりと行ってみたい。イベントのある日はカウンターで飲み物を売っていたけど、ふだんの営業時もコーヒーとか飲めるのかしら。


木曜日はクミアイの子育てセミナー。編集者カップルの子育て奮闘ぶりが映像で紹介されたのだけれど、なかなか面白かった。金曜日は高校時代の親友と藤沢で会う。イタリアンと和食をはしご。ああ、まだまだ書きたいんだけど、猛烈な眠気に誘われて、もう無理。


この間の携帯本は、高橋源一郎『ニッポンの小説』。とても面白いのだけれど、こんな調子で毎日で歩いてるせいか、読書はほとんど進まない。