ほうれい線と減量
昨夜はひさしぶりに実家に電話をした。
両親ともに元気で、「10月11月は老人の活動期」などとわけのわからぬことを言って、
父の友人夫婦3、4組であちこち旅行に出かけているらしい。
父は何度も大病をしているのだし、母はまあ元気いっぱいだけどそれなりに年なんだから、
あまり無理をしないようにと話して、電話を切ろうとした。
すると母が最後に、「そうだ、あなたに言っておきたいことがあるの」という。
前回里帰りしたときに、両親の今後の住まいのことなどやや深刻な話をしたので、
そのことかと思い、ちょっと身構えて「なに?」ときいた。
すると母、「あのね、ほうれい線って知ってる?」という。
最近母はほうれい線が気になってきて(母は78歳である)、近所の薬局できいたら若いころからのケアが大事だと言われたそうな。
で、母から見ればまだ若い娘であるわたしに、
「ママはもう手遅れだけど、あなたはまだ間に合うから、まめにマッサージをしなさい」とアドバイスをしようと思ったらしい。
うー、ほかに相談したいこととかアドバイスしたいこととか、ないのかねー。
ひさしぶりに電話して「ほうれい線」!
わたしは一応、父にも母にも、いまの仕事のこととか、同居人のこととか、いろいろ話をしたんだけどね。
母の心配事は、ほうれい線! でもまあ、母のそういうノーテンキな性格に救われている部分もあるなあ、と思いつつ、
「わかった、わかった」と朝夕のマッサージと美容液注入を約束して電話を切った。
その夜遅く、学会に行っていた同居人が帰宅。
わたしも興味のある学会なので、「あー、どうだったー?」ときく。
すると同居人の答えは、「先生ふたりから、痩せろって言われた」と。
とくに一人の先生からは、ご自分が7キロ痩せたという自慢話を聞かされ、すっかり打ちのめされたらしい。
で、今日からダイエットをするのだと意気込んでいる。
「で、学会のほうはどうだったの?」「○○先生はどんな様子?」と話題を変えようとしても、
頭の中はダイエットでいっぱいらしく、「明日はダイエット本を買ってこよう」とか、「自転車通勤を再開しようか」とか、
そっちの話しかしてくれない。
でもまあ、減量の必要性については、同居人以上に切実なわたくしであるゆえ、
彼の減量ブームにのっかり、わたしもダイエット生活を実践する決意をかためた。(ああ、何度目の決意だろう……)
というわけで、今日からまた、マンション内のジムでの自転車漕ぎと、カロリーコントロールメニューの生活を再開しました。
仕事が忙しくなる時期にダイエットを開始するのはちょっと勇気がいるけれど、
逆にこの時期を「かわいそうだから」ということで自分を甘やかして過ごすと、大変な事態を招くことも予想されるので、
同居人もいっしょにがんばるというのだから、ちょっとばかりがんばってみようかと思う。
とりあえず今日は自転車こぎとダイエット夕食を実践。
明日の朝もちゃんと早起きをして自転車こぎ30分だぞー!!