ヘルプ期間延長

ほんとうは今日までの3週間のはずだった「ヘルプ」の仕事だが、
残念ながらというべきか、予想どおりというべきか、とても終わるはずもなく、
1週間のびて19日(金)までとなった。
先週も週半ばに宿泊残業をし、宿泊しない日は毎日午前さま。
あと1週間、体がもつのかどうか心配だ。
現に今日は夕方から「本業」のほうの重要な会議があったのだが、
会議開始の2時間くらい前に、猛烈な頭痛におそわれ、「ヤバイ……」という事態に陥った。
同僚に頭痛薬をもらい、社内の医務室で1時間ほど横になり、なんとか復活。
3時間の熱い会議の進行をこなし、先生方を見送ったあとは、
またヘルプの仕事に戻り、終電までがんばった。
あとで考えてみると、あの頭痛は花粉症だな。
わたしはずっと「自分は花粉症ではない」と言い張ってきたのだけれど、
一昨年くらいからどう考えても花粉症だろう、という症状が出始め、
認めざるを得なくなった。
疲労が蓄積して……」とかいうと、ちょっとかわいそうな感じだけど、
「花粉症が……」なんていうのでは、人々の同情は買えないな。


ただ今週は、とても大事な出会いがあった。
ずっと憧れていたクリエイターの方と、一緒に仕事をすることになったのだ。
直接お会いしてみると、予想以上に器の大きな、魅力的な方で、
でも、予想以上に気さくで話のしやすい方で……
わたしの小さな瞳は例によってハート型に輝いていたにちがいない。


このような怒濤の日々で、仕事と関係のない本を開く機会がほとんどないのだが、
定期購読している文芸誌は、きちんきちんと発売日に自宅に届く。
毎月楽しみにしている連載や、気になった特集記事などを、ぱらぱらと拾い読み。
定期講読してみてわかったのは、文芸誌の書き手って、ほんとに「ぴんきり」だ、ってことだ。
だれがぴんでだれがきりかなんて書くつもりはない。
読んでみれば90%くらいは皆同じ意見になると思うから。
でも、「きり」の文章だって、明らかな手抜きの文章は別として、
「文学」なんていう、はやらないもののことを、こんなに一生懸命考えてる人がいるんだな〜、と思わせてくれるというよさはあって、
全ページ丁寧に読むのはちょっと難しいし、いまの仕事にははっきり言ってまったく役に立たないけれど、
これからも定期購読を続けていこう、と思っている。


明日あさっては、怒濤のヘルプ期間の最後の週末(になるはず。なってくれないと困る)。
来週も一日くらいは泊まりになるかもしれない。
体がなんとかもってくれますように。