ヘルプ強制終了

予定どおり19日(金)でヘルプ業務は強制終了。
少し積み残しがあるし、納得できるレベルに達しているとはとても思えないけれど、
まあ、きりがないのでいったん区切りをつけて、引継ぎをした。
いやあ、大変だった。
結局、18日の夜も宿泊残業となり、このヘルプ期間の残業時間数は、ふりかえるのもおそろしい。
2,3日は自分を甘やしてもいい、と勝手に決めて、
昨夜は久我山でまわらないお寿司を食べ、
今日は荻窪湯〜とぴあでお風呂とマッサージを堪能。
体の中から疲れの成分がぶくぶくと噴出しているような感じで、ひゃあ、やっぱり相当疲れがたまってたんだなと実感。


それでも湯〜とぴあを出たあとは、「時間ができたんだからひさびさに……」と、
本屋に足を運んでしまうのは、本好きの悲しい性。
仕事でもう、いやっというほど本を触った(読んだ、とは言えないので)にもかかわらず、
やっぱり時間ができたらまず本屋!と思ってしまうのだよね〜。


荻窪の新刊書店2軒立ち寄ったんだけど、うーん、この本屋って、こんなに文芸書が薄かったっけ?
雑誌やビジネス書、実用書が数として圧倒的に多いのは、まあ、当然なんだろうけど、
本屋さんってもう少し、主張っていうか、「皆さん、こういう本を読んでくださいねっ」というような、
本の並べ方をするものなんじゃないかなー。
そんなこと言ってられないくらい、ほんとうにいよいよ、文芸書が売れなくなっているのかもしれないけど。
結構規模の大きい書店なのに、外国文学なんて、小さい棚2段分。50冊くらいしか置いてなかったと思う。
それも純文学だけじゃなくて、イアン・ランキンとかも含めて、の数だから。


考えてみると紀伊國屋の書評WEBとか、新聞の書評欄とか見ても、
文芸書(小説や文芸評論、詩歌)をとりあげている率って、ものすごく低い。
最近は中高生におすすめの本リスト、なんてものをつくる場合でも、
年々、科学読み物や生き方本などのノンフィクションが増えている、という傾向にあり、
「文学を読みましょう!」なんてのは、教育界ですら受けが悪い、というのがよくわかる。
書店業界からも教育業界からも見捨てられつつある「ブンガク」くん。
頼りにならないかもしれないけど、わたしはきみの味方よ。いっしょにがんばろーね。


というわけで、明日からの携帯本と自宅本を選んでから、今日は早めに寝ることにしよう。