「國文學」最新刊ほか
昨日はひさびさに研究会に参加。
ここ数ヶ月、ひたすら「作業」の日々だったので、休日出勤だがいい気分転換になった。
国文学関係の研究会だったため、ぐっと「お勉強モード」になったところへ、
帰宅すると定期購読している雑誌「國文學」の最新刊が届いた。
- 出版社/メーカー: 学燈社
- 発売日: 2009/05/12
- メディア: 雑誌
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とりあえず最初に読んだ郷原宏の司馬遼太郎論は、読みやすく、おもしろかった。
編集後記を読むと、編集長は「今回の特集はどこをとっても楽しめる自信作です。」と書いており、
(ほー、では今までのは自信がなかったのかい? などというイジワルなつっこみはさておき)
他の記事も読むのが楽しみだ。
また、前回は井上荒野がゲストでちょっと?な感じがした、和合さんの対談企画も、
今回は田口犬男、杉本真維子、渡辺めぐみがゲストで、それぞれの個性がよく出ていておもしろかった。
未読だけれど、平岡正明の連載も始まったようで、期待できそうだ。
次号予告を見ると、特集タイトルは「嫉妬考」。
6月の臨時増刊「小説はどこへ行くのか2009」も、執筆者のラインナップを見るなり、
即、購入決定。(5月25日発売予定とのこと。)
新学期には少し出遅れたけれど、
5月6月と少しずつ、文化的生活への復帰を遂げたいものだ。
5月30日(土)31日(日)に開かれる英文学会は、家から近い東大駒場が会場であるうえに、
2日目のシンポジウムにフランス文学者の野崎歓が登場すると聞いて、
前から楽しみにしていた。
いったんは仕事が入って断念したのだけれど、
職場の上司が日程を変更(土日祝日は原則として休む!という英断)してくれたので、
出席できることになった。
昨日、職場の後輩と話していて思ったのだけれど、
会社の中ばかり見て、上司の指示や評価ばかりを気にして仕事をしていると、
やる気はどんどん減退するし、アイディアは出ないし、ひいては体調までくずしてしまったりする。
うちの会社には、若く優秀な人材があふれているのに、
彼らが自分の能力をのびのびと発揮できる機会と環境が、あまりに不足しているのではないかと思う。
おっとしまった。気を抜いたら会社への不満が出てしまった。
今日は同じマンションに住んでいる高校のテニス部の先輩夫婦と、西荻でお食事会。
少し早めに家を出て、西荻で古本屋めぐりをするつもり。
ああ、こういう普通の生活が、なんと嬉しく、ありがたいことか。