夏休み突入!

この1週間、連日、帰宅は0時過ぎ、夕食はコンビニ弁当かカップラーメンだった。
お稽古事もまったく行くことができず、朝から晩まで、仕事仕事仕事……。
でも、今日の5時、まあ、自分としてはとにかくベストを尽くし、
夏休み前の規定の仕事を終えた。


木曜日に部会があって、超過勤務問題について、
「各自のタイム・マネジメントが肝要。
 時間を効果的に使って、時間外労働を減らすように」
という趣旨のおコトバがあった。
以前もこのブログで、長時間労働問題について書いたことがあるけれど、
うちの部の管理職は長時間労働について、一貫して上記のような態度をとっている。
でもわたしは、自分の時間の使い方が非効率だとはまったく思っていないので、
単純に、「仕事の量が多すぎる」と思っているし、そのことはずっと言い続けている。
さらに言うなら、わたしの所属する部は、チームで一つの大きな刊行物をつくっているわけで、
たとえば今日のように時間を区切られた大きな山場をむかえたとき、
心ある構成員ならば、「タイムマネジメントの結果つくりだした自分の空き時間」を、
遅れている他の構成員のヘルプにまわそう、とするものだ。
事実、管理職はどれくらいわかっていたか知らないが、
今日1日だけをとってみても、メンバー全員が遅れている人たちを助けるべく、
必死の協力体制をとっていた。
年齢や経験に関係なく、コピーとりだの封筒づくりだの入力だの、
できることは進んでやっていた。
そのような職場において、
時間外労働をしている人間=タイムマネジメントができない人間
という考え方は、ちょっと、おかしくないかなあ。


というわけで、先日の時間管理についての管理職の発言は、
わたしには関係ない、と思うことにしてスルー。
いよいよ夏休み突入!ということで、久しぶりに8時ごろに会社を出た。
吉祥寺の駅地下の回転ずしで、「塩水ウニ」などのお寿司を満喫。
久しぶりに生ビール。まわるまわる。
かなりいい気分で帰宅したら、
定期購読している雑誌「國文學」の9月号が来ていた。
見ると、なんと特集が、「教科書徹底研究」。
うーん、なんて哀しいタイミング。夏休みに突入したいんだけどなあ、と思いながら、
とりあえず、目を通した。

國文學 2008年 09月号 [雑誌]

國文學 2008年 09月号 [雑誌]

こういう雑誌の性格上、仕方ないのかもしれないが、「徹底研究」というには、かなり物足りない印象。
どの著者も一生懸命書いているのだろうけれど、
こういうことについては、やはり、生き残りをかけている教科書会社のほうが、はるかに深く掘り下げて考えていると思う。
それは別に自分のつとめる会社だけでなく、どこの教科書会社でもそうだろう。
この程度のことは、さんざん調べ、考え、議論してきたよ、と思うんじゃないだろうか。


ともあれ、夏休みだ。
苦手な「教育」のことは考えないようにして、
「夏のフォークナー祭り」を楽しもうっと。