祝! 7万アクセス突破

わたしは7という数字が好きだ。
ラッキーセブンだから? とか言われるけど、
わたしの場合、理由ははっきりしている。
子どものころ、大好きだったプロ野球選手の背番号だからだ。
このプロ野球選手がどれくらい好きだったかというと、
以前、生計をたてるためにポルノ小説の翻訳をやっていたのだけれど、
そのときのペンネームに使うくらい好きだった。
……などというくだらない話をずるずると書いているこのブログ、
ついに7万アクセスを突破した。ぱちぱちぱち。
お読みくださっている方、ありがとうございます!!


今日は通っている着付教室の学院祭だった。
「きものショー」というのをはじめてみたのだけれど、
なかなかおもしろかった。
「きもの」どころか、いわゆるファッションショーじたい、生でみたのははじめてなのだけれど、
これはたしかに、「ショー」というだけあって、一種のお芝居のようなもの、一大エンタテイメントなんだな。
音楽があって、語りがあって、出版物と同じように緻密な「編集作業」を経て、ショーが成り立っている、というかんじ。


今日は予定どおり、着物の上に羽織る秋冬用のコートを買った。
これで、一応、12月1月の寒い時期でも、「着物でお出かけ」できるはず。
着物はとにかく色と手触りが豊富で、1日中見ていても飽きない。
お値段はそれこそピンキリだけれど、見るだけならお財布はいたまないので、
とてもよい目の保養になる。
反物のときはものすごく地味に見えても、体に巻きつけてみると何ともいえない微妙な光沢があったり、
帯や小物のあわせかたで、同じ着物が全然違った印象に見えたり。
今日見た中でいちばん「すてきだな〜」と思ったのは、
読谷村花織のからし色の帯。ココア色っぽい紬にこの帯をあわせて、飾りのついた洒落た帯締めをすると、
ほんとうに、魔法のようにすてき。
でも、お値段を聞いたら、魔法はとけて一気に現実に。やっぱりいいものは、ね、それなりにするのだった。


今日いちばんうれしかったのは、同じ学校の方々と友達になれたこと。
先生が紹介してくれて、今日いちにち、いっしょにまわったのだけれど、
みなさん、ほんとうに魅力的な人ばかり。
年上の方ひとりと、わたしと同年輩の方ひとりと、20代の方がひとりだったんだけど、
着物の話をしていても、着物以外の話をしていても、みな、それぞれに趣味人でなかなかおもしろい。
とくに年長の人といっしょにいるときは、わたしは着物は初心者であるうえに年も下、ということで、
「妹」気分で甘えることができて、心地いい。
そもそも、わたしはほんとうは妹性格なのに、職場ではちょっと無理をして「姉御肌」ぶっているところがある。
(まあ、職場では女性の最年長なので、仕方ないんだけど。)
でも今日は安心して「妹」ぶりを発揮して、すっかりはしゃいでしまった。


そういえば今日、白金台の駅のエスカレーターで、
見ず知らずの中年女性が声をかけてくれ、帯を直してくれた。
前に三砂ちづるさんの本を読んだとき、着物を着ていると見ず知らずの人が直してくれることがある、と書いてあって、
えー、ほんとかなあ、と思っていたのだけれど、ほんとだった。
なんか、こういうの、うれしいよねえ。
いや、よっぽどひどかったのかな、と思うと冷や汗だけど、
若い頃みたいに自意識過剰ではなくなったので、まあ、人に不快感を与えるほどひどくなければ、
あとは少しずつ着慣れて、うまくなっていけばいいかな、と。


さあて、明日あさっては仕事がんばらなくちゃ。
バナナダイエットも。えいえい、おー。