トム・マシュラー 出版の極意を語る

先日、翻訳をやっていたときの担当編集者だった方にお会いした際、
かなり魅力的なイベントのパンフレットをいただいた。
イギリスの出版人トム・マシュラー氏を招いての講演会・シンポジウム2件。
そうそうたるメンバーだ。

  3月18日(火)14時〜 紀伊國屋サザンシアターで、
  講演とシンポジウム。パネリストは、トム・マシュラーのほか、
  高橋源一郎若島正
  

  3月20日(木・祝)14時〜 東京大学本郷キャンパスで、
  講演とシンポジウム。パネリストは、トム・マシュラーのほか、
  ジェイ・ルービン、柴田元幸。総合司会が沼野充義


問い合わせ・申し込みは、日本文学出版交流センター(03−5363−1127)まで。
わたしは3月18日のほうに、会社を休んで行く予定。
翌19日から、同居人の7年間編集長おつかれさまでした旅行、だ。


7年間おつかれさまといえば、昨日の毎日新聞の記事におどろいた。
書評欄の隅っこのちいさなコラムに、なんと同居人のことが出ているのだ。
彼が組んだ特集の企画をいくつもあげて、「企画の冴えをみせつづけた」なんて書いてある。
7年間の彼の苦労をみてきただけに、感無量。
さらにその記事を書いたのは、彼が若い頃から尊敬してきた大作家なのだから、おどろきは×2。
まじめに誠実にこつこつやっていれば、
どこかでだれかが見ていてくれるのね〜なんて青臭いことを、
ちょっと本気で思ってしまったのだった。
新聞の記事は切り抜いて、死んだらお棺にいれてあげるね、といったら、
彼は苦笑いしていた。


さあ、7時。走るぞ〜!!