いくらでも話すことがある

今日は午後から友人と会って延々としゃべり、夜ご飯を別の友人ととってこれまた延々としゃべり、ついさっき帰ってきた。ゆえに、ほとんど仕事をしていない。フリーになってよいことの一つに、「苦手な人とはつきあわなくていい」というのがある。ただその一方で、これまで毎日のようにいっしょに仕事をしてきた仲間と会えなくなる、というデメリットは大きい。今日あった友人は二人とも、ある時期、「同志」のうように苦楽をともにした仲間で、むこうはどうだか知らないが、わたしは大好きな二人だ。二人とも個性的で、ちょっと気難しいところもあるが、他の人とはいつも一味違った話をしてくれるので、刺激的で楽しい。

 

以前の仕事のこと、現在の仕事のこと、これからやろうとしていること、プライベートのあれこれ、など、いくらでも話すことがある。こういう友人がいるというのは財産だよなあ。そしてそれは、私が努力して得たというよりは、偶然というか、たまたま同じ空間に居合わせて、気が合って、関係が続いている、ということなので、そう考えると、人生ってただそれだけで尊いなあ、と思うのだ。

 

今日買った本は、ウリツカヤ/前田和泉訳『緑の天幕』(新潮社)。新代田の「エトセトラブックス」で購入。ものすごく分厚い本で、いつ読めるかわからないけど、翻訳はさぞ大変だっただろうと思い、翻訳者に敬意をこめて購入した。あと、訳者あとがきに書いてあった、編集者の執念、みたいな話にもちょっとほろっときてしまったので。訳者がいて、編集者がいて、本屋さんがいて、そのおかげで、私の手元にこの本は届いたのだなあ。

 

いっしょにエトセトラブックスに行った友人に、竹村和子『愛について』を激推しした。同居人によれば、「かなり難しいだろうけど(これは言外にお前には無理だと言っている)、名著」とのことで、私自身は数日前に購入済み(未読)。同居人の褒め言葉をそのまま友人に伝えた。彼女は、少なくとも私よりはこういった本を読み慣れている読書家なので、きっと読みこなせるだろう。「解説がTwitterで話題になっていた本ですよね」と、もちろん情報は入っていたようだ。結局、彼女はこの本を購入していたようだ。わたしもがんばって読まなくては。

 

今日の運動は、ジム筋トレ30分、トレッドミル30分。少しはカロリー消費するも、夕飯のフレンチフルコースで、大カロリーオーバーだ。まあ、まずは運動を習慣化することが最優先。こつこつと地道に(←これ、わがしが苦手なやつ)続けよう。