翻訳文学ブックカフェ

池袋ジュンク堂で開かれた「翻訳文学ブックカフェ」に行ってきた。
新元良一さんとゲストの翻訳家の方との対談&朗読の会で、飲み物つきで1000円とおトク。
これまでも都合がつけば極力出席するようにしてきたけれど、
今回のゲストは、友人の岩本正恵さんだったので、はりきって行ってきました!!


岩本さんらしい、飾らない自然なうけこたえがとても素敵でした。
ものすごく普通なんだけど、ふとした拍子にどきっとするようなことをさらりと言う。
岩本さんのB型らしさも時折のぞいて、楽しい対談でした。


それから、聞き手の新元さんが、ほんとうに岩本さんの翻訳が好きなんだなあということが伝わってきて、
ちょっと誇らしいような気持ちになりました。
これまでのゲストは、やはり大学の先生を中心に「有名な」人が多かったと思うのですが、
「いいと思った本がたまたま岩本さんの訳だった」というお話は、訳者冥利につきるだろうなあ。


そしてやはりなんといっても、最後の朗読がよかった。
ローリー・ムーアの小説の主人公たちといっしょに、
30代から40代へと、わたしたち、年をとってきたんだね、岩本さん。

巡礼者たち (新潮クレスト・ブックス)

巡礼者たち (新潮クレスト・ブックス)


アメリカの鳥たち

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