キャメロン『最終目的地』を買う

長い長いひと月だった。
今までもずいぶん無茶な仕事をしてきたけれど、
これほどひどいのは初めてだ。
さすがに体もつらくて、
すべてがとりあえず一段落した翌日、
鏡を見たらものもらいができていた。


この間、ブログを書くことができなかったのは、
もちろんそんな時間的余裕がなかった、ということなんだけど、実はそれだけじゃなくて、
何か書けば必ず、怒りと憤りに満ちた、不快な内容になってしまうと思ったから。
今だってその気分は変わらず、
気を緩めるとばばばーっと他人を非難する言葉があふれてしまいそうだから、
力をこめて、このタイトルを書いたのだった。
キャメロン『最終目的地』を買う。


最終目的地 (新潮クレスト・ブックス)

最終目的地 (新潮クレスト・ブックス)

この本を傍らに置いて、ゴールデンウィークの読書計画をたてはじめた。
なんだかうきうきしてくる。
今年はゴールデンウィークを、まるまるしっかり休むのだ。
さらに6月には、今まで死ぬほど働いた分、まとめて代休をとるように上司から言われている。
うーん、何から読もうか。
完全にインテリアと化している河出の世界文学全集か、すっかり滞っている古典新訳文庫か。
この際、完全に仕事のことを忘れるために、
海外文学の長編ばかりを集中的に読むことにしようか。


心残りがひとつ。
4月いっぱい、ジュンク堂で「英語青年フェア」というのをやっていたらしい。
休刊した紙版「英語青年」のバックナンバーをずらりと並べていたそうで、
仕事が一段落したら行ってみようと思っていたのだが。