地元の小さな本屋さんで

昨夜は井の頭公園でお花見。
なぜだかお花見が大好きな同居人のために、できれば休日にお弁当をつくって、仲間を集めて大々的にやりたかったんだけど、
何しろ今年は急に花が咲いてしまって予想外の時期が見頃になってしまったため、
仕方なく平日の夜に二人だけでしっぽりとお花見、とあいなった。
まあ、たまにはそれもいいのかもしれない。
満開の一歩手前、という感じの夜桜は、井の頭公園の控えめなライトの下で、なかなか幻想的で美しかった。


今日は日中外出し、久我山に戻って地元の小さな本屋さんで雑誌と実用書を購入。
例によって何か新しいことをはじめようとすると、まず関連書を買って……となる。
このたび買ったのは、書店で平積みになっている、『そろそろ会社辞めようかな』という本、ではなく、
平凡社の文芸雑誌「こころ」の最新号と、『Twitterをスマートに使いこなす基本&活用ワザ100』という本。
平凡社の「こころ」は隔月刊で、特集が「21世紀の海外文学を読もう!」だったのでたまたま手にとったのだけれど、
実はこの雑誌の存在をわたしは知らなかった。
ぱらぱらと立ち読みしたところ、連載の執筆陣などがなかなか豪華で、誌面のイメージも落ち着いており、
中身をじっくり読んだわけじゃないけど、ほー、なかなかいいじゃない、と思ったのだ。
こういう雑誌が売れるとはとても思えないけれど、
それでも自分たちが出さなくてどうする、という老舗出版社の心意気、みたいなものが感じられて嬉しく、
ちょっと応援してみようか、という気持ちになる。
(とはいっても、定期購読してみるくらいしか、やれることなんてないんだけど。)


その一方で、先日このブログにも書いた母校の翻訳学校の手伝いの関係で、
これまでなんとなく避けていた「ツイッター」なるものに、挑戦してみる必要がでてきた。
スマホで簡単に登録はできたのだけれど、使い方が全然わからず、とりあえず、「つぶやいて」みたものの、
うーん、これがこの先どうすれば、このつぶやきが「空しいひとりごと」ではなくなるのかがわからない。
そもそも根っからの機械音痴で、ブログとツイッターフェイスブックの区別もつかず、こんな状態でよくこのブログを5年以上も続けてこれた、と思う。
これはもうひとえに、「はてな」さんが偉いんだよなあ。
こんなわたしでも、「はてな」さんの言うとおり手順を踏んでいけば、ちゃんとブログのページができあがって、
とくに大きなトラブルもなく、こんなに長く続けることができたんだから。
でもまあ、そういうわけで、対策本を1冊購入し、「ブログよりさらに気楽」という経験者の言葉を信じて、
しばしTwitterという未知の世界にチャレンジしてみることにする。