気高い決意。

今日は金曜日。6時半に目覚ましをかける。
7時、健康診断があるといって同居人が出かける。
いつもならここでまたおふとんに戻ってうとうとしてしまうのだけれど、
なんといっても、今日は金曜日。
さくっと起き上がり、ジャージに着替える。
7時40分、自転車で家を出る。いいお天気。
集団登校の小学生の間をすり抜け、畑の横をとおり、高速のガードをくぐって、テニススクールへ到着。


今日は3回目。
だいぶ慣れてきたからだいじょうぶ、と思っていたのが甘かった。
15分くらいストローク練習をしたところでおなかが痛くなり、ちょっと抜けさせてもらう。
部活時代のことを考えたら「疲れたので休みます」なんてとても言い出せないんだけど、
本格的に具合が悪くなったりしたらそれこそ周囲に迷惑をかけてしまうので、
恥をしのんで「す、すみません、ちょっと……」と抜けた。


少し休んだら体調は復活。その後は一応、メニューをこなしたけれど、
おそらくコーチは手加減してくれたし、ほかのメンバー(といっても2人だけ)も気を遣ってくれていたようで、
ほんとに情けない。
テニスはやっているとどんどん欲が出てきて、もっとうまくなりたい、と思う。
スクールのプログラムやコーチの教え方もとてもよくて、
わたしの入っている初級クラスでも、基本をちゃんと教えながらも、毎回ゲーム形式などとりいれてくれるので、全然飽きない。


この早朝テニスだけは、がんばって続けよう、と決意。(きっぱり。)
同居人には「気高い決意だね−」とせせら笑われたし、
辛口ひねりコメントのA先生からは珍しくストレートに「物事は継続しないとだめですよ」と諭されちゃったし。
笑顔のすてきなコーチにはもっとほめてもらいたいし、ね。
それにしても、レッスンを終えて、近所のスーパーで菓子パンとヨーグルトとジュースを買って帰ってきても、まだ10時。
朝の時間を有効に使えるってのは、いいことだねえ。
いや、そんなことはわかっている。
わかっているのに実行できないことが、世の中にはなんてたくさんあるんだろう……。