沖縄料理を食べて元気になる

同じマンションにすんでいる方が、身の回りの小さな発見や思いを写真とともに綴っている素敵なブログがあって、
それに憧れて、似たようなタイトルをつけてブログを書き始めた。
小学校4年生から大学卒業するまで、ほとんど途切れることなく日記を書いていて、
大人になってからそれを読み返すといろいろわかることもあったりして、
自分が思ったことや感じたことを記録に残しておくことも悪くないかな、と思った。
会社員として働いている以上、ある程度のストレスがかかるのは無理もないことで、
ここにぶわわわあ、と書くことで、ストレス解消になればいいな、とも思った。
なるべくその原点に戻って、これからも書いていこうと思う。


ここ数日、いろいろとへこむような出来事があり、
自分のだめなところや、いやなところがよく見えた。
わたしは基本的におめでたい性格なので、(同居人にはよく笑われるのだが)自分は心根のいい人間だと思っているフシがある。
だから、自分では気づかないうちに、いやらしいところ、ずるいところが見えて、人から指摘されたりすると、
そうか、ほんとうにそうだな、しょぼん……というようなことになる。


気分を変えようとしていろいろ試みたのだけれど、あまりうまくいかず、
なんとなく元気のないまま、一週間の仕事を終えた。
今日のダイベックの講演会も所用で行けなくなってしまったし、
明日はなんと早朝からクミアイ活動。
うう……と思いつつ、同じようになんとなく元気のない同居人と吉祥寺に向かった金曜の夜。
新しい店を開拓しようとあちこち歩いたのだけれど、こういうときって何をやってもうまくいかず、
気持ちがどんどん沈んでいった……その時。


大好きな沖縄料理店「島人」の看板が目の前に。
「そうだ、沖縄料理を食べよう!」と意見は一致し、地下に向かう階段をおりた。
店の中は、沖縄一色。
メニューに貼ってある鳩間島久米島の写真を見て、二人で、
「うわあ、海、きれいだねえ」「また行きたいねえ、行こうねえ」
と言っているうちに、だんだん元気になってきた。


生シークワーサーサワーを飲みながら、ポチギ、ソーミンチャンプルーを食べるうち、
ますます元気になってきた。
調子にのって、あれもこれもと注文をし、
結構おなかがいっぱいなのに、どうしてもしめにソーキそばが食べたい。
ええい、頼んでしまえ、とソーキそばと沖縄風やきそばを注文。
店を出るときには、あんまりおなかいっぱいで、
おなかがいっぱいだ、ということ以外は、何も考えられない状態となり、
「うー、食べ過ぎた」「くるしいぃ」という内容のない会話をしながら帰宅した。


今日は午後から茨城方面に出かけるのだが、
朝のうちに和室に掃除機をかけて、着物の手入れを。
手入れといっても、汚れた半襟をはずして、教本とくびっぴきでしわをのばしながらきれいにたたむ、ってだけなんだけど。
でも、これが結構、むずかしい。
たたみ方にもお作法があって、このお作法にはもちろん、ちゃんと理屈があって、
次に着るときに、目につくところに変なたたみじわができないように、くふうされているのだ。


茨城行きのお供は、岩波文庫の『フランク・オコナー短篇集』(阿部公彦訳)と、
「モンキービジネス」の『ナイン・ストーリーズ』(柴田元幸訳)にしよう。
英米文学対決!ね。ふふ。