洋書を扱っている古書店

先日、仕事でお世話になっている方から、
「ドイツ語の洋書と、哲学・思想関係の学術書・専門書を大量に処分したいのだけれど、
 どこか古書店を紹介してほしい」
という相談をうけました。
売りたい本の在所は、神奈川県川崎市だそうです。
わたしはあまり古書店のことを知らないし、
英米ならまだしもドイツとなるとまったくの門外漢。
でも、その方はわたし以上に知識もネットワークもないようで、
インターネットなどで調べたりしたらしいのですが、いまひとつ見つからず、というわけで、
困っていたようでした。
ので、もし、このブログを読んでくださった方で、
「それなら!!」と思い当たる古書店などがありましたら、
コメントかプロフィール欄からメールでお知らせいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。


さて、今日は朝から大騒ぎで着物と格闘し、
なんとか一応、外に出られるかな、というところまでもっていって、
ベランダに出て写真をパチリ。
セルフ着付けお出かけデビュー!!


外に出て10分くらいは自意識過剰でドキドキだったんだけど、
あっという間に自分の着物姿に慣れて、
駅の構内だって、コンビニだって、すたすた歩いてなんにも困らない!
さらに、電車の中で座ってみて発見したんだけど、帯って、いい感じのクッションになるのね〜。
あんまりすわり心地がいいので乗り過ごしそうになって、あわてて千駄ヶ谷で下車。
今日は、会社の先輩がチケットをとってくれた、「第二十回 万之介狂言の会 @国立能楽堂」でした。


番組は「翁」と「小傘」。
解説によると、「翁」は「能にして能にあらず」といわれるもので、ふつうの能や狂言のようにストーリーがあるのではなく、
神仏への祈祷の寺院芸能ということで、非常に神聖視されているのだそうだ。
たしかに、ストーリーがないのでやや退屈といえば退屈。
でも、よくわからないなりに、万之介さんのど迫力に圧倒されて、うわあ、伝統芸能、おそるべし、と感じ入った。


後半の「小傘」は、人気の野村萬斎が登場。
萬斎さんがいい男なのはもちろんなんだけど、
使用人の役を勤める万作さんのおトボケ具合が、もう、最高!!
萬斎さんの俄坊主もお茶目で楽しくて、
ストーリーもわかりやすいので言葉もほとんど理解できたし、
これなら伝統芸能の敷居も、ぐん、と下がるなあ、と思った。
そういう意味で、「翁」と「小傘」という組み合わせは、
伝統芸能初心者のわたしには、ぴったりの番組だったのかもしれない。


結局半日、着物姿でとおしたわけだけれど、
帯がおっこちたり、裾をひきずったりという大きなアクシデントもなく、
無事、帰還。
同じ会社の先輩や後輩から、「あ、和服だね」と声をかけてもらって、うれしい。
すごい美人の会社の後輩が、「○○さん、着物似合いますね」と言ってくれて、素直にうれしい。
「一日ありがと〜!」って気持ちで着物ハンガーにかけて、小物もきちんと箱に入れて戻して、
なんだかとっても充実した1日でした!