イギリス気分のようで

キプリング『プークが丘の妖精パック』を読書中のせいか、イギリス気分になっている。
美しい写真にひかれて、イギリス古寺巡礼の特集を組んでいる「芸術新潮」を買う。
写真をながめているだけで、かなりイギリス気分に浸れる。

芸術新潮 2007年 04月号 [雑誌]

芸術新潮 2007年 04月号 [雑誌]


同じくイギリスっぽい「執事とメイドは見た!」が特集の「ミステリマガジン」も購入。
村上春樹ロング・グッドバイ」が好調のせいか、早川書房がいつになく元気なように思う。
冒頭、日暮雅通さんの「突撃! 執事喫茶」の記事は笑えた。


さらにお勉強モードの1冊、翻訳特集の「言語」も購入。
ぱらぱらっと読んだところでは、全体に概論っぽくて、読み応えがもうひとつ、という印象。
いまや「だれも批判できない」といわれる村上春樹への反論から書き出している、
河合祥一郎の記事がいちばんおもしろかった。
(ただし、形として「反論」のようなフリをしているけれども、
実際には、二人の言わんとしていることはほとんど同じ、
という結論になっている。)

月刊 言語 2007年 04月号 [雑誌]

月刊 言語 2007年 04月号 [雑誌]