バックラッシュ!

バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?

バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?


やっと、読み終えました。
ここのところなんとなくあわただしい毎日で、
時間がないわけでもないのに、読書をさぼりがち、
ちょっとずつちょっとずつ読み進めて、ほんとにやっと!読み終わった、という感じ。


この本、かなり面白く読みました。
文章は玉石混淆で、ずっしりと読み応えがあり、論理的でわかりやすい文章もあれば、
ブログならともかく、単行本でこの文体はどうかな、と思うものもありました。
が、全体としては、「ジェンダーフリーバックラッシュのみでなく、
いまの社会全体が見えてくるような感じがして、お得感のある読書でした。


ネットで、この本に対する「反論」めいたものもいくつか読みました。
どうも私は「議論」が苦手で、「議論好き」な人を決して否定はしないのだけれど、
いつも自分はなんとか議論のようなものにはまきこまれないですごしていたい、というような、
ずるいところがあります。


ともあれ、とにかく読み終わったので、これからしばらく、「小説」読書週間にするぞ〜。
というわけで、三浦しおんとピンチョン、という、わけのわからない組み合わせで単行本を購入。
ついでに、例によって「すぐに読める新書」を衝動買い。
とばし読みで読了。

「関係の空気」 「場の空気」 (講談社現代新書)

「関係の空気」 「場の空気」 (講談社現代新書)

「なぜ上司と部下は話が通じないのか」という帯にひかれて買ったのだけれど、
日本人論のような、日本語論のような、あるいは心理学のような、
ちょっとつかみどころのない本でした。
もちろん、部分的には「ほお、なるほど」と思うところもあって、
かほどさように、日本語は奥が深い、と再認識。


先週末はビデオを何本か観た。

下妻物語 スタンダード・エディション [DVD]

下妻物語 スタンダード・エディション [DVD]

ジャッキー・ブラウン [DVD]

ジャッキー・ブラウン [DVD]


映像でしかできないことって、やっぱりあるなあ。