書き忘れていた本
先週末に身内に不幸があり、ばたばたとした週末を過ごした。
上野から1時間ほどの特急の車内で読もうと、選んだ本は2冊。
エマ・テナント『続・高慢と偏見』
ヴォネガット『プレイヤー・ピアノ』。
残念ながらまったく読書という気分になれず、進まず。
かわりに、2週間くらい前に読了したのに、書き忘れていた本を。
- 作者: 中島京子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/05
- メディア: 単行本
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だれか(斎藤美奈子だったか)が書評で絶賛していたので、急ぎ購入。
あっという間に読み終えたけれど、うーん、もうひとつかな。
同世代として注目している作家さんなんだけど、エンタテイメントとしてはちょっとつめが甘いかな。
純文学として読むには、書き込みが足りないような。
不遜にも、「わたしでも書けるんじゃないかなあ」と思ってしまったり。
もちろん、そんなことはありえないんだけど。
吉本ばなながでてきたときもそんなふうに思ったので、ずうずうしいこときわまりない。
でも、中島京子さん、これから注目していきたい作家さんリストにいれよう。
次は『FUTON』を読んでみようかな。