OB会記念誌

今日もゆるゆるとお仕事。井の頭のアパートはほんとうに寒い。狭い。古い。でも、窓からは小さく空が見えて、時々遊んでいる子供の声がする以外は静かで、なかなか居心地がよいのだ。翻訳のお仕事がひととおり終わったので、明日は見直し。

 

ついうっかり流れで、OB会の記念誌の編集の手伝いを引き受けてしまった。ほんとうはもっと早く刊行できるはずだったのだけれど、コロナもあったし、私を含む編集スタッフ(当然全員ボランティア)が多忙だったこともあって、今、初校ゲラを読んでいる。こういう冊子なので、原則として直さない、というつもりで進めているのだけれど、やっぱりいろいろ、気になってしまうのだ。それにくわえて、このOB会は私にとってかけがえのない場所で、校正をするために読んでいたはずなのに、ぐっときてしまって冷静に読むことができない。高校3年間はいうまでもないけれど、卒業後、19歳から27歳までの9年間のかかわりがとても重く、切なく、あのときどうしてあんなことになったのだろうと思い出し、考え込んでしまう。もういい加減にこの事件からは解放されたいのだけれど、今でも時折思い出してねっとりとからみつくように私を苦しめる。

 

さ、元気を出して、少し読書をしてから寝ることにしよう。読書中の本は、小谷真理『性差事変』(すごく面白い!)、今日の運動は、外ウォーキング60分、ジム筋トレ30分、トレッドミル30分。トレッドミル走行中にNetflixで視聴中の映画は、『エノーラ・ホームズの事件簿』。