2018年のベスト&今年こそブログ復活

ここ数年、ブログを書くのをさぼっていたせいで、その年どんな本を読んだのか、どんな年だったのか、ほとんど振り返ることができなくなっていた。純粋に記録がないと不便だな、ということがあり、今年は読書記録だけでも、復活しようと思っている。

 

それに老眼が進んだためにメガネをかけないと本が読めず、読書量が激減(職場の上司はハヅキルーペを激推ししてたけど)。電車の中や旅先でもあまり読書が進まず、ベスト本を選べるほど読書していない、という情けない状況になった。

 

こんなことではいけない。というわけで、今年2019年の目標は、ブログと読書の復活。正直言うと4年前に部署異動になってから個人的にやりたいことと仕事の距離が縮まって、公私の区別があまりなくなってしまった。読みたい本と出したい本、行きたいところと行かなくちゃいけないところの差がどんどんなくなってしまって、仕事一色といえば仕事一色の日々になっている。でもまあ、定年まであと数年、しばらくはそういう生活を送ってみてもいいのかな、とも。

 

で、昨年はあまり読んでいないのだけれど、その中でのベスト本は、次の3冊。

 

エリザベスの友達

エリザベスの友達

 

 

 

マザリング・サンデー (新潮クレスト・ブックス)

マザリング・サンデー (新潮クレスト・ブックス)

 

 

 

カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)

カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)

 

 上の3冊(というかカササギは上下なので4冊)は、どれも仕事とはほぼ関係なく、純粋に読書を楽しんだ。年末年始に実家に帰ったら、母と兄からお勧め本を聞かれたので、迷わず『エリザベスの友達』をすすめた。けど、どうかな。万人受けする小説ではなかったかな。でもまあ、イギリス小説が好きな人は、この3冊はどれも絶対好きだと思う。

 

一昨年にホームズクラブに入会したことや、年に1回ロンドンに行っていることもあり、ここ数年、むくむくとイギリス熱が高まっている。今年も「とりなさい」と命じられている有給休暇を使って、3月に1週間、ロンドンに行く予定。ホームズを含め、イギリスを舞台にした小説や映画やお芝居にはどうしても目が向くようで、この先も当分は、この傾向は続くんじゃないかな。

 

その流れで、というわけでもないのだけれど、今年観た映画のベスト1は、「ボヘミアン・ラプソディー」。ミーハーだと言われるかもしれないけど、この映画はひさびさに胸が痛くなるほど心を揺さぶられた。クイーン世代のはずなんだけど、ちゃんとクイーンの音楽を聴いたことはあまりなかったので、映画ももちろんなんだけどクイーンの音楽そのものにやられちゃった感じ。映画を観た当日から、Apple Musicでクイーンをダウンロードしまくって、毎日のようにクイーンを聴いてた。

 

そして今年のイベントベスト1は、じゃじゃーん! はい、昨日今日と横浜アリーナで行われた、Perfume カウントダウンライブ! この年になって、ファンクラブのTシャツ着込んで、こぶしをふりあげて大声でコールするななんて、思ってもいなかった。でも、これはすごかった。音楽、ダンス、照明や演出、ほかのお客さんとの一体感、ものすごい多幸感、間違いなくこれは一生に何度経験できるかってくらいの、感動体験だったと思う。20代の頃、妹とヨーロッパ旅行をして、フォロ・ロマーノを見下ろしたときに「生きててよかった」と思ったんだけど、そのときと似た感じ。そんな若いときと同じような感覚を、50代でも味わうことができたんだから、Perfumeには感謝するしかない。

 

というわけで、昨年は公私ともになかなか充実してたんだけど、ひとつ、大失敗に終わった重要事項があるのだ。それは、ダイエット。一昨年、食事と運動でだいぶ痩せたんだけど、昨年は全然だめで、一昨年の努力が水の泡。毎年のように目標として掲げる減量は、最近はたちの悪い冗談みたいになってきている。けど、ここで諦めてしまうと、ほんとうに体のためにもよくないし、まだまだこの先やりたいことをやり続けるためにも、健康第一、ダイエットしなければ! 毎年、代わり映えしない目標だけど、今年こそ、ブログ復活&ダイエット成功、を目標とします!!ひっそりとブログを読んでくださっている方、今年もどうぞよろしくお願いいたします!