週末。
昨日は吉祥寺で映画。「舞妓はレディ」というのを観た。感想はまあまあ、というところ。お昼を食べておなかいっぱいだったせいか、ちょっと眠かった。一緒に行った人はかなり面白かったと言ってたから、好みの問題かな。主役の新人女優は、なかなかフレッシュで良かった。
お昼は吉祥寺麺通団。いつもこんでてざわざわしてるけど、吉祥寺の讃岐うどんやさんの中ではいちばん美味しいと思う。うどんは少なめにして、つけあわせにちくわ天ととり天。ああ、ダイエットは何処へ。
いつものようにジュンク堂へ。仕事のことが気になって、いつもはあまり行かない7Fの専門書フロアをうろうろ。結局、珍しく何も買わずに店を出た。この日は映画館の隣の古本屋で、『教科書の中の宗教』という岩波新書を買った。
夜、というか、明け方、絲山秋子『離陸』読了。
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日曜日、お昼は千歳烏山でうなぎ。「あら井」という店にはじめて行った。かなり美味しかった。昼間からうなぎなんて、相当贅沢だけど、これには理由があって、土曜日の夜、美味しいものを食べようと思ってわざわざ永福町まで行ったのに、お祭りかなにかの関係でどこも入れず、結局自宅近くまで戻ってきて近所の中華料理屋で簡単に夕食をすませたから。「夜は節約しよう」と言い聞かせ、贅沢なうな重を満喫。身はふっくらして、たれは濃い味なのにあとあじさっぱり。グルメな兄や両親にも教えてあげよう。
自転車で経堂の古本屋「遠藤書店」へ。自転車に長時間乗る、ということに重きがあったので、遠回りして到着。ごく普通の店構えだけど、中へ入ってみると、なかなかの品揃え。通勤読書用の文庫本を2冊購入。高山文彦『地獄の季節』と、絲山秋子『ダーティ・ワーク』。
千歳烏山に戻り、知人に薦められたやくざ映画「バカ政アホ政トッパ政」を借りて観る。これはもちろん、眠くなる暇などあるはずもなく、時々「痛い…」と目をそむけたりしながら、最後まで熱中して観た。ただ、「仁義なき戦い」のシリーズにくらべると、軽いタッチで現代風。それは、舞台設定の時代の違いによるのかもしれない。これがさらにライトになって現代風になると、「ミナミの帝王」シリーズになるのかも。
昼に贅沢をしてしまったので、近所のスーパー「さえき」で夕飯の買い物。高い食材は買わず、秋鮭としめじの炊き込み御飯、麩とわかめのお吸い物、じゃがいもとひき肉のいため、茶碗蒸し、といった献立。美味しくできた。でも、満腹になるまで食べてしまってはだめだ。案の定、夜体重をはかって、がっくり。
自分の備忘のために、ツイッターに書いてる6月〜9月の読了本を記しておく。気が向いたらそのうち感想を。
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あらためて、自分としては驚くほど小説が少なかったことに気づく。9月に入ってから、『ボヴァリー夫人』『東海道五十一駅』『離陸』を読んだのだから、6月から3ヶ月、ほとんど小説を読んでいなかった、ってことか。うーん、もったいない。
次に読む本は、10月4日に参加予定の「翻訳ミステリ鎌倉読書会」課題図書である『バスカヴィル家の犬』。もちろん、既読だけど、今回は日暮さんの訳で再読。大好きなBBCドラマ「Sherlock」を思い出しながら、本家本元を名訳で再読する、っていうのはなかなかハッピーな作業かも。
そうだ、「Sherlock」といえば、シーズン3がHuluで観られると知って、早速アクセス。ところが、これが「英語字幕版」なのだ。よしよし、英語の勉強もかねて……と見始めて、自分の英語力のなさを痛感。カンバーバッチさまはあまりに早口なので、耳で聞いて聞き取れないばかりか、英語字幕を読むスピードも追いつかないのだ。それでも無理矢理エピソード1は最後まで観た。たぶん、理解度は70%くらいじゃないかな。
今回からちょっとブログの書き方を変えてみた。仕事以外の活動、読書や食事その他については、固有名詞をばしばしいれて、備忘録ふうに書くのを基本にする。気が向いたら本の感想やそのとき思っていることを詳しく書くつもり。なんだかツイッターの延長みたいで気が引けるんだけど、こんなふうにでもしないと、このままブログは自然消滅してしまうような気がしたので、とりあえず。わたしは何事につけ、「自然消滅」みたいなのがきらいなのだ。人間関係でも諸活動でも、「自然」に「消滅」するんじゃなくて、自分の意志で「終わらせ」たい。内容が多少薄くなったってかまわない。とにかくマメに書き続ける、ということに重きをおいてしばらくやってみよう。あ、見直しもしないよ。