初打ち&初ブログ

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。


さて、年が明けてもう一週間もたってしまった。
今日は久しぶりの早朝テニススクール。
12月は仕事が猛烈に忙しかったうえに、
営業関係の重要な会議がこの時間帯に入ってしまって(営業の方々って、朝早いんです!!)
結局、1回も出席できず。
今年もこれから3ヶ月くらいは仕事が繁忙期だけれど、
がんばってお休みしないで続けるぞー、という意気込みで、
朝7時45分、自転車に乗って出発。
ペダルをこいでいるうちに、鼻歌をうたってしまうくらい気分が盛り上がってきて、
準備体操ですら、めちゃくちゃ楽しい。
ニヤニヤしながら屈伸とかやっていたから、周囲から見たら不気味だったかもしれない。


で、肝心のプレーのほうは、やっぱり休んでいたせいもあってフォームとかめちゃくちゃ。
とくに、苦手のボレーについては、フォア・バックともに、完全に軟式の形が戻ってしまい、
コーチから叱られっぱなし、だった。
でも叱られるのですら嬉しいので、思わずにこにこしてしまった。
インドアで暖房が入っていることもあり、10分もプレーしたら汗びっしょりで、
半袖Tシャツで真夏のように汗だくで走りまわり、あっという間にレッスン終了。
いやあ、ほんとうにテニスは楽しい!!のだった。


正月休みは実家に1日帰った以外は、ほとんど北烏山の自宅でだらだらとアメトーーク三昧。
唯一、やったことといえば、スマートフォンを買いに行ったことくらいだ。
烏山のソフトバンク、NTTドコモ、auの販売店をまわり、
パンフレットを集め、端末をさわって、おねーさんの説明を聞いて半日費やした。
結局、いまの携帯がドコモなのと、説明してくれたおねーさんがなかなかやり手だったので、
ドコモのgalaxy s という端末を買うことにした。(すぐに買えないということで予約した。)
帰宅して、いまやただの金属板と化しているキンドルさまが目に入り、
そっと電源を入れてみた。おお、こんなに長く放置したのに、キンドルさまはやる気満々。
わたしの読みかけのジョージ・エリオットのページを、すっ、と見せてくれる。
残念ながらわたしのほうは、内容を全く覚えていなかった……。


仕事はじめはいきなり大忙し。
「振り袖で出社し、社内でご挨拶まわりをし、11時くらいからTVで社長の新年挨拶を視聴、
 午後から近くの神社へ初詣……」という、23年前の某大手商社の仕事はじめを思い出した。
11時からの社長挨拶(もちろん生)はあったものの、それ以外は普通にメールを書いたり、
ゲラに朱入れをしたり、著者に手紙を書いて、お詫びをしたり、あやまったり、言い訳をしたり……
あれよあれよという間に残業時間帯に突入。
でも今年は、なるべく残業をしないようにと思っている。
残業はダイエットの大敵。何しろ今年は、10キロも痩せなくちゃいけないのだから。


今年もたくさん年賀状をいただいた。
高校時代のテニス部の仲間(女子部長)で、地元の名家に嫁いだ友人が、
「東京に住み、どっぷり本に浸っているmariはすごい!尊敬しちゃうよ!」と書いてくれていて、
はたと考えてしまった。
たしかにわたしは東京都内に住んでいるし、どっぷり本に浸っているかもしれないが、
それは尊敬されるようなことなのだろうか……。
彼女は高校時代から、勉強はできたしテニスもうまく、美人で性格温厚、だれからも好かれていた。
一方でわたしは勉強はできないしテニスは自分勝手、激しい性格で年中泣いたり怒ったりしていたのに、
彼女はいつもわたしのちょっとしたいいところを見つけて、「mariくんはすごいね−」と言ってくれていたなー。
それから、今年はずいぶん多くの知人・友人が、
「ブログを読んでいます。元気そうですね」とか、「お仕事はりきってますね」とか書いてくれていた。
そうかなー。昨年のブログって、そんなに元気いっぱいで仕事楽しそうに見えるかな。
会社で泣いたーとか情けないタイトルで書いてるのに。
でもまあ、たしかに今は、忙しいけれどそれなりに充実もしていて、
著者や先生方をはじめ、新しい出会いも多くて、「はりきって」いるような気もする。
はりきりすぎてバーンアウトしないようにしないと、ね。


大学時代の恩師が、今年3月で定年(70歳)になるとのこと。
考えてみればわたしが大学を卒業してからもう24年も経つのだ。
なあんと、あの頃の先生は、いまのわたしと同い年だったってこと!!
ひゃあ。当時もう既に「教授」だったし、大学生のわたしからしたら、
英文学のことなら何でも知っていて、質問すればすぐに答えが返ってきて、
研究室には難しそうな研究書がずらーりと並んでいて、
「知識の宝庫」みたいに見えたものだった。
あーあ。あの頃から自分は少しは成長したのだろうか。40代半ばの威厳ゼロ。
ともあれ、先生はおそらく「最終講義」などをされるだろうから、
それは万難を排して拝聴しにいこうと思う。


昨日、定期購読している「文學界」が届いた。
そういえば小谷野先生の「母子寮前」が芥川賞候補になったと聞いた。
わたしが尊敬している「本読みびと」が二人も、この小説を絶賛していたので、
もしかするともしかするかも。