文芸誌3誌が届く

今日、昨年末に衝動的に定期購読を申し込んだ文芸誌3誌が届いた。
「新潮」「文學界」「群像」。
そうか、発売日いっしょなんだ。
ぱらぱらとめくっているだけでも、なんとなくそれぞれの個性は伝わってくる。
全体に、新年号にあたる前号のほうが派手めというか、読み応えがあったような気がする。
ずっと前から続いている連載小説は、やっぱりちょっと途中から読む気はしないので、とりあえず飛ばす。
最初の1ページくらいを読んで、なんかノレないな、と思ったら、とりあえず飛ばす。
対談は苦手なので、よっぽど好きな人が出てるときをのぞいて、とりあえず飛ばす。
なんてことをしていると、きっちり最後まで読む記事は案外少なくて、あれえ、こんな読み方でいいのかなあ、と思ったりもする。
でもまあ、そんな読み方だって、自分が楽しければいいじゃないか。
ほんとうは、ちょっぴり仕事目的もあったのだが、95パーセントくらい役に立たない、ということがわかった。
そうとわかれば逆に、個人的な趣味とわりきって楽しめばよい。どうせ自腹なんだし。


今日は健康のために(嘘、ほんとうはダイエットのため)家から吉祥寺まで歩いてみた。
だいたい50分くらい。
これからは健康のために(嘘だ)なるべく歩くようにしようと思っている。
ジョギングとか自転車こぎとか、いろいろ考えたのだけれど、どれも長続きしそうにない。
テニスをばりばりやっていた中高時代のことを思い出すと、
スポーツというのは習慣にしてしまうことが大事で、
朝起きて、学校行って、テニスして、授業を受けて、お弁当を食べて、テニスをして……というふうに、
生活の時間割の中に組み込まれてしまえばいいのだ。
知り合いがラジオ体操をやってる、と言ってたけど、うーん、ラジオ体操じゃあ、画期的に痩せるのは無理だろうなあ。


考えてみると、文芸誌を読むというのも同じような「慣れ」が必要なように思う。
慣れてくれば、とばし読みの仕方もうまくなり、お目当ての作品や作家なども増えてきて、
今よりもっと楽しくなるだろう。
ブログだってそうだ。書き始めたころにくらべると、今はずいぶん楽に書いているように思う。
毎日更新なんて、絶対無理!って思ったけど、今のところ一応、続いているし。
お弁当作りはまだ「習慣」とまではいってないけど、それでも以前よりはだいぶ、手早く、楽に作れるようになって、
週の半分くらいは、お弁当持参になっている。


我輩の辞書にはケイゾクの文字はない、ってくらい、何事においても「続ける」のが下手な私だけれど、
今はそういう私を冷ややかにながめて皮肉を言うキビシイお目付け役もいることだし、
おーし、今年は「継続」をキーワードに、ちょびっとがんばってみるか〜。