ちょっとうれしかったこと

今日も井の頭のアパートでお仕事。昨年から少しずつ進めていた翻訳仕事をなんとか仕上げて、恐る恐る、「恩師」というべき相手に送信。ほどなく、「はい、こんな感じで問題なし」という返事がきたー! タイトルは「ちょっとうれしかったこと」だけど、ほんと…

OB会記念誌

今日もゆるゆるとお仕事。井の頭のアパートはほんとうに寒い。狭い。古い。でも、窓からは小さく空が見えて、時々遊んでいる子供の声がする以外は静かで、なかなか居心地がよいのだ。翻訳のお仕事がひととおり終わったので、明日は見直し。 ついうっかり流れ…

これまでのお仕事(勤め人編)

今日は仕事始め。同居人も仕事場デビュー、ということで、二人で井の頭のアパートに出かけた。古い木造アパートはとにかく寒くて、とくに足元がしんしんと冷える。お昼に外出した際にホッカイロを買ってきて足裏にペタリ。かなり改善された。寒いということ…

今日から

昨年は久しぶりに波乱の1年だった。一昨年の9月に学参の部門に異動になって、このまま定年まで学参を作り続ける気満々だったし、昨年の7月のあの日までは、自分が早期退職をするなんて、全く考えていなかった。 でも、結果的に昨年10月いっぱいで会社を辞…

少しずつ見えてきたこと

無職になって2週間が過ぎた。退職したらゆっくり本を読めるかな、と思っていたけど、全然無理だった。毎日やることがあって、それなりに迷ったり、小さく失敗したり、小さく嬉しいことがあったり、と、個人的には在職時とあまり変わらず、忙しく、刺激的な…

翻訳の世界1991年5月号

同居人が「高山先生のアンケートの回答がすばらしいんだ」と言って持ち帰った「翻訳の世界」1991年5月号。へー、懐かしいなーとページを繰ってみたら、これがいろいろな意味でなかなか面白い。 まず普通に雑誌として、とても工夫されていて面白い。たまたま…

退職することになった

なんとびっくりだけど、10月末日をもって、19年の会社員生活にピリオドを打つことになった。会社と喧嘩をしたわけでも、クビになったわけでもない。円満退社である。 なぜやめることにしたのか、というような話は、ここでは書かないことにする。それより…

2020年という年

(2020年の年末に書いたブログが「下書き」のところに残っていた。退職が決まったこのタイミングで読みかえすと感無量だ。なぜ公開しなかったのかな、最後の一文が泣けるな、と思いつつ、せっかくなので公開することにした。2021年の秋。) わたしは11月27日…

読了本3冊

またしても更新が滞ってしまった。自分の記録用に、読了本のタイトルをとりあえずあげておく。 出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記 作者:宮崎 伸治 発売日: 2020/11/19 メディア: Kindle版 初歩からのシャーロック・ホームズ (中公新書ラクレ) 作者:北…

翻訳家時代のことなど

元翻訳家の方が書いた本『出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記』が話題だ。信頼する翻訳家の方がこの本を読んで、とても褒めていたので、読んでみようかなと思ったりもするけど、ここに書かれたひどい編集者&出版社の話題に呼応するように、これまで翻…

国語の勉強

最近は朝から晩まで学参のことを考えている。学参というか教育関係の仕事はどうやら、オンオフをぱきっと分けにくいみたいで、誕生日の今日も(あ、もう日付変わっちゃった)だらだらと同業他社のホームページを見たりお金の計算をしたりして過ぎてしまった…

思い違いはなぜ生じるのか

なぜなぜシリーズ第二弾! などとふざけている場合ではないのだ。昨日書いた記事について、件の同僚から「同僚曰くのところがかなり私が言いたかったことと違います」とメッセージが届いた。「人伝になるとおこりがちですので訂正とかは不要です」と書いてく…

なぜ縦書きにこだわるのか

今日、同僚と国語のデジタル教材について話していて、教材文の横書き提供について大きく意見が食い違ってしまった。同僚曰く、生徒が日常的に触れている文章は圧倒的に横書きが多いのだから、近代以降の文章についてはデジタル教材上は横書き提供でOKだし、…

1年以上ぶりに

1年以上ぶりにブログを書いてみることにした。たまたま自分の過去のブログを検索する機会があり、読み返してみたら案外忘れてることばかりで、記録に残しておくことって大事だなと思ったので。でも改行の仕方とか、見出しの付け方とか、写真の載せ方とか、み…

妹の命日の翌日

昨日は妹の命日。そしてその命日の翌日の今日、父が妹のところへ旅立った。奇しくも妹の誕生日の翌日が父の誕生日。命日まで1日違いで揃えたあたり、父と妹の絆の強さがしのばれる。 今日は3時半頃病院に行って、30分くらい母と病室で過ごし、意識はなくて…

お盆休み初日

今日からお盆休み。ツイッターに書き込みをしようと思うんだけど、書いては消し、書いては消し、になってしまうので、ほとんど休止状態になっているブログに書くことにした。ツイッターはどうも仕事関係の書き込みが増えすぎて、弱音とか書きにくくなってし…

シンポジウム行ってきた

どうもこのPCはタイピングの音がかちゃかちゃいうので同居人がうるさがり、深夜にリビングで入力するのがはばかられる。かといって自分の部屋は寒いし散らかっているので、同居人がよく眠っているのを確認してから、こっそりとブログを書き始めた。このスト…

人の反応を気にせず書く

ここ数年、見るのも書くのもブログからツイッターに完全に移行してしまって、何年もずっと読み続けてきたおなじみのブロガーさんの記事も、ほとんど読まずに過ごしていた。はてなダイアリーの終了にともなって、はてなアンテナのチェックがうまくできなくな…

2018年のベスト&今年こそブログ復活

ここ数年、ブログを書くのをさぼっていたせいで、その年どんな本を読んだのか、どんな年だったのか、ほとんど振り返ることができなくなっていた。純粋に記録がないと不便だな、ということがあり、今年は読書記録だけでも、復活しようと思っている。 それに老…

大村はまとナンシー・アトウェル

ぐちゃぐちゃの20代後半、葉山の中学校で国語を教えていた頃、県の研修で大村はまの講演を聴く機会があった。当時、研修的なものに行くとたいてい、「子供たちの目が輝く授業」のような空々しい言葉が並んで辟易していたので、高名な大村はまさんのお話に期…

増え続ける本問題

わたしの枕元には、そうだな、ざっくり200〜300冊くらいの本が常時積まれている。これは同居人の本で、わたしは本を買ったらとりあえず自分の部屋に持って帰っているのだけれど、同居人は枕元にどんどん積み上げて、なかなか自室に持ち帰ってくれない。彼の…

『エリザベスの友達』読了

ここのところ「当たり」続きで好調の読書、今読み終わった村田喜代子『エリザベスの友達』も、心から読んでよかった、と思える小説だった。そして、わたしにとって、今まさに読むべき小説だった。 もともとわたしがこの本を読もうと思ったのは、村田喜代子好…

すごくひさしぶりに

すごくひさしぶりにはてなをのぞいてみた。アンテナのページを見てみたら、ほとんどの人がブログを書き続けていて、嬉しくなっていろいろ見てたらすっかり夜が更けてしまった。 ツイッターばかりやっていると、本当に長い文章が書けなくなる。かろうじて仕事…

テニスと翻訳は似ている

今日は定例の早朝テニス。生徒5人にコーチひとり、運動量たっぷりで個別指導もゆきとどく、ちょうどいい人数だ。このスクールに入ってずいぶんになるけれど、最初の体験レッスンの時からずーっと、同じコーチについている。5人の生徒に対して、コーチがそ…

夏休み前半のこと

10日もある、とおもっていた夏休み、もうすでに半分が終了してしまった。忘れないように、この間にしたことをとりあえずメモ。あとで気が向いたら詳しく書くことにする。 11日休み初日、早朝テニス、午後、新宿の洋書店、夜は美容院。12日は吉祥寺で両…

翻訳出版のこと

明日から夏季休業。我が社は来週1週間、一斉休暇なので、特別に仕事がある人以外は、明日から20日まで、1年で一番長い連休となる。休みの間に新しい企画を考えたり、検討用のプルーフを読んだりしようと思って、多忙な上司に頼み込んで今後の翻訳企画の…

イベント続き

学校が夏休みに入ったからだろうか、ここのところイベント続き(いまや仕事は学校とは何の関係もないはずなのだが)。単なる飲み会から対談、講演、読書会、と、いろんな種類のイベントに顔を出している。そのうちのひとつ、近隣の翻訳者が集まる会合に出席…

書き方も忘れてしまった

もう長いことブログを書いていないので、書き方を忘れてしまった。新規書き込みはどこを押すんだっけ? 改行の仕方も文体も思い出せないけど、とにかく何か書いてみようと思う。というか、このままだとほんとうに長めの文章が書けなくなってしまう気がしてき…

ロンドン2017初日

今年もブックフェアの時期にあわせて、休暇をとってロンドンに来ています。特典航空券で行きは直行便がとれ、帰りはブリュッセル経由。宿はこれまででいちばん安い宿にしました。それでもバスタブがついてそこそこ広くて、わたしにはこれで十分。今回はじめ…

世界文学のことなど

この数年すっかりブログがおろそかになっている、その一番の原因がツイッター。自分の個人アカウントのほか、会社の部署単位のアカウントの中の人もひとりで担当しているため、どちらもそんなに頻繁につぶやいているわけでもないんだけど、リツイートやらい…