2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

のだめカンタービレとエースをねらえ!ほか

わたしはほとんど漫画を読まない。 別に毛嫌いしているというわけではなく、 小さいころからなんとなく漫画を読む習慣がなかっただけだ。 だから、ティーンエイジャーの頃は、友達がこぞって読んでいるような漫画だけは、一応、読んでいる。 そして、若い頃…

健康ランドでヘンリー・ジェイムズを読む

久しぶりの休日。ここのところ連日連夜の午前さまで、背中と腰がばりばりになっていたので、 午前中から永山の健康ランドに出かける。 バッグの中には読みかけの『ある婦人の肖像』を入れて。ある婦人の肖像 (中) (岩波文庫)作者: ヘンリー・ジェイムズ,行方…

着物でうどん会席 報告編ほか

またしても更新が間遠になり、このままでは書けなくなってしまう、という危機感にかられたので、 とりあえずこの1週間のことを、メモ程度に。まず、先週の土曜日は、無事晴れ。 グレー格子の小紋にバラの柄の帯、渋いピンクの薄コート、といういでたちでう…

着物でうどん会席

今週末はあるおめでたい会合が神楽坂の老舗料理店であり、 天気がよければ着物で出席することにした。 こんなことはめったにないので、びしっと着こなしていきたいが、 忙しさにかまけてもうずいぶん長いこと着物を着ていない。 あわててしばらくぶりに着付…

結婚小説は愉しい

ヘンリー・ジェイムズ『ある婦人の肖像』上巻読了。ある婦人の肖像 (上) (岩波文庫)作者: ヘンリー・ジェイムズ,行方昭夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1996/12/16メディア: 文庫 クリック: 23回この商品を含むブログ (7件) を見るうーん。小説らしい小…

世界文学は愉しい

今日は横浜で行われた会合に出席。 久しぶりに横浜ルミネに入った。二十代の頃、妹と二人でさかんに買い物に出かけたことを思い出す。 身長も体重もあまり変わらなかったので、ジャケットやコート、小物類をはじめ、かなりの衣類を共用していた。 ほんとうに…

柴田元幸、おそるべしPART2

昨日の「文學界」に続き、今日は「新潮」を読む。 (わたしにとっての)目玉は何といっても、「特集 新世紀トマス・ピンチョン」。 ピンチョンといえば「競売ナンバー……」しか読んでいない私としては、 「七大長篇書き出し全集」という企画が何よりうれしい…

寺田博の語る「文芸編集者の社会的使命」

昨日、定期購読の文芸誌3誌が届いた。 3誌の目次をながめ、ぱらぱらとページを繰ったあと、 まず、「文學界」から読み始める。 毎号楽しみにしているのは、山田詠美の「タイニーストーリーズ」、阿部公彦「凝視の作法」。 今号は、「特別対談1968から…