2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

人の書いたものとつきあう仕事

水曜日、通っていた翻訳学校の仲間と会う。 木曜日、うちの同居人にとって節目となる大切な日だったので、午後休暇をとる。 水曜日、以前わたしが翻訳学校の先生に頼まれて朱いれとアドバイスをした新人さんのことが話題になった。 お世話になっている先生か…

古典新訳文庫『変身/掟の前で他2編』

変身,掟の前で 他2編 (光文社古典新訳文庫 Aカ 1-1)作者: カフカ,丘沢静也出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/09/06メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 36回この商品を含むブログ (67件) を見る読了。 高校生のときに読んだ印象が強烈に残っている「変身」…

古典新訳文庫『赤と黒』

赤と黒(下) (光文社古典新訳文庫)作者: スタンダール,野崎歓出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/12/06メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (44件) を見る「サイエンス・カフェ」での「外国文学万歳!」気分をそのままに、深夜2時…

サイエンス・カフェ「外国文学研究者はいま何を考えているのか」

前夜めずらしく熱を出した(37度5分)のだが、この催しはどうしても行かねばという思いで37度まで熱を下げ、 いそいそと会場の青山ブックセンターへ。 用意されたマイクが必要ないくらいの、こじんまりとした会だったけれども、 4名の「専門家」のお話…

ねじめ正一『荒地の恋』

荒地の恋作者: ねじめ正一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/09/26メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 50回この商品を含むブログ (32件) を見る読了。昨夜、読み始めたら止まらなくなって、早朝に近い深夜、読了。 終始、涙ぐみながら読んだ。 荒地派…

ipodと本を3冊

今日はダイエットもかねて、歩いて吉祥寺まででかけた。 玉川上水から井の頭公園へ抜ける道は、ほんとうにここは東京か、と思うくらい木々や畑が残っている。 ゆっくり歩いて50分くらい。散歩にはちょうどいい。 ヨドバシはあまりにうるさいので、以前から…

気を取り直して

今週はちょっと気分がダウン気味だったのだけれど、 なんとか気を取り直して仕事にはげみ、今日は1日読書。 『赤と黒』は上巻読了。赤と黒 (上) (光文社古典新訳文庫 Aス 1-1)作者: スタンダール,野崎歓出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/09/06メディア:…

出勤初日・2日目

1月7日(月)、出勤初日。 ご多分にもれず、わが社でも社長の年頭挨拶があった。 今年の社長挨拶は、昨年の「老舗の偽装問題」に触れて「誤字・誤植をゆるさない編集」なんて話が出て ちょっと感心したのだけれど、 さらにその後、古典新訳文庫その他、出…

のだめと西表島にはばまれて

せっかく今日から文化活動に励もうと思ったのに、 同居人が「のだめカンタービレ」のビデオを観よう観ようというから、 「ええっ……ぶちぶち……」と思いながら観はじめたら、 これがものすごくおもしろくて、日中はほとんど、テレビの前に坐りっぱなしだった。…

年始に

非文化的な年末年始。 実家に持って帰った『赤と黒』は、結局一章程度しか読まずに持ち帰る。 集中しないとジュリアンくんの世界には入っていけない。 食べ物と海外旅行と投資の話が大好きなエピキュリアンの実家では、 『赤と黒』を開こうという気分にはと…